ガーデンウォールで囲まれた庭は秘密の花園っぽくて憧れますが、モンス〜ンな九州では果樹の壁栽培は適さない気がします。風通しが悪くて湿気で病気が出そう。透かし気味のエスパリエならいけるかも。
以下より、エスパリエの構造と配置に関する部分をメモ。
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THE FORCING, FRUIT, AND KITCHEN GARDENER.
「促成栽培、果樹園芸およびキッチンガーデン」
WALTER NICOL 著 第3版、1802年
BOOK II:壁栽培と果樹園の果樹
エスパリエは装飾的であるだけでなく、庭で有用であり、スタンダード(立木)仕立てよりもはるかに好まれます。 エスパリエとスタンダードのどちらも菜園の作物に影を落とします。また、激しい風で揺すられがちなので開花期や着果期に悪影響を受けやすいものです。 しかし、レール*にきちんと誘引されて仕立てられていれば、リンゴやナシの多くの品種は壁に誘引されている場合と同様にうまく栽培できるでしょう。
エスパリエは、一般的には、歩道の向こうの壁と平行に、0.9〜1.2 mの距離をとって作るのが最適です。 また、庭を横切る歩道の両側には、歩道から上記の距離(0.9〜1.2 m)をとって作ります。 健康な木が茂って覆われれば、それは見栄えのする並木道となるでしょう。
*エスパリエのレールの挿絵(現代住宅の背の高めのフェンスといった趣です。)
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