2023年6月27日火曜日

19世紀流栽培ブロッコリー:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン

収穫してすぐ調理したブロッコリーはとびきり美味しいので、ぜひ秋まきで育てたい。秋が待ち遠しいです(6月ですでに暑さにやられています)。

第4章 キッチンガーデンの野菜の栽培 
第5節 ブロッコリー

粘性の強いローム土が適していますが、一般的な庭の土地でも馬糞や牛糞が十分に含まれていればうまく生育します。

連作したい場合は、3月中旬か4月上旬頃に開けた明るい場所に少し播種します。そして5月の初めか中旬くらいに開けた肥沃な場所の2フィート間隔の畝に株間18インチか20インチで列状に定植します。

主作は5月上旬か中旬頃に播種して、7月に定植します。後作は6月末に播種して、8月に定植できます。(日本の場合は暑さ・寒さを避けて、2月の春まきか7−9月の秋まきで育苗→定植が多いですよね。)

日当たりの良い場所の粘性の強いローム土壌が最適です。

この作物はすべて、十分土壌のある開けた場所に薄く播種する必要があります。 そうでない場合は、丈夫な苗を作るために苗床で育苗する必要があります。そうすれば良い根を張った苗を得ることができます。

茶(オレンジ)、緑、紫の品種は早生として最適で、白は主作と晩生に最適です。茶(オレンジ)、緑、紫は今と変わらない色のラインナップ。白はカリフラワーのこと?(この後、カリフラワーの項も出てきますが。。。)

雑草をきれいに取り除き、ブロッコリーがちゃんと根付いて成長し始めたら、茎に少量土寄せします。そうすれば成長が大幅に促進されます。 葉が地面を覆うほどに広がる前に、最終的な土よせを行い整えます。 これはカリフラワー、キャベツ、サボイなどでも同様です。

晴天の多い季節には、ブロッコリーの初期生育が進みすぎて、冬の(晴天時に発生しやすい)霜に襲われると耐えられなくなることが時々起こります。このような場合は、10月末か11月初めに株を完全に掘り上げて別の場所に植えるか、または株を傾けて傾斜した所に置く必要があります。

このように生長点部分が天候から守られているかチェックすれば、ブロッコリーは冬の厳しさに耐えることができます。

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