2023年8月25日金曜日

19世紀流栽培 ホースラディッシュ:ウォルター・ニコルのキッチンガーデン

日本には世界に誇るわさびがあるし、ホースラディッシュも便利なチューブ入りが売っているのでなかなか栽培に挑戦する気になれません(九州だし)。でも、きっとおろしたてのわさび同様、おろしたてのホースラディッシュの香りは素晴らしいのでしょうね。

第4章 キッチンガーデンの野菜の栽培 
第15節 ホースラディッシュ

この健康に良い根は多く利用され、常に需要があります。
栽培には肥沃な素晴らしいローム土が最適ですが、作土層の深さが 1 フィート(30 cm)あれば、一般的などんな種類の庭土でも十分うまく育ちます。

根のクラウンを分割したもので最も早く繁殖させることができますが、根のどの部分でも芽さえ着いていれば成長した株になります。その繁殖時期は10〜11月と3〜4月です。

条間15インチ(37.5 cm)で深さ6~8インチ(15~20 cm)の溝の中に株間6インチ(15 cm)となるように植えます。 あるいは根かさし穂のサイズに応じて深めに軽くさし込むようにして植えます。

この植物は、雑草を除いてきれいに保つこと以外、栽培管理を必要としません。 そして完璧な根がほしいなら、3年か4年ごとに新らたな栽培地を設けます。


0 件のコメント:

コメントを投稿

[近況] ”自然に還る”のキッチンガーデン:マイ・ベストシーズン

やってきました。ビバ、蚊のいない世界! ナメクジに悲鳴をあげることもないし、雑草との戦いも一時休戦。 にぎやかさは去り、すっかり落ち着いた庭で、暖かいお茶を飲むひと時、サイコーです。 寒いとはいえ、霜柱も立たない地域なので、風が止み 陽がさせば居心地が良いです。 柿や桑の木をどう...