19世紀のキッチンガーデン
ミセス・ラウドン(1840)によれば、
「キッチンガーデンは普通、正方形か長方形の区画から成り、敷地の規模によって0.4〜2haと広さに幅があります。そして3〜3.6mの高さの塀で囲われています。塀に沿って3〜3.6m幅の果樹用のスペースが設けられ、その手前には通常1.2m幅の通路が設けられます。中央部はヤサイと果樹のエスパリエのための土地となります。」
広いです!館の使用人たちも食べるでしょうから。主人たちが留守の時は市場に出して稼ぎにしてよかったらしいです。
我が家の庭の半分をキッチンガーデン、半分をフラワーガーデンと称していますが、どちらも3m x 3mの大きさで、19世紀の定義に従えば笑止千万ですね。そのうちお披露目したいです。。。。。😅
果樹は壁に張り付けられます。そういえば、藤も日本では棚仕立てのイメージですが、イギリスだと壁仕立てのイメージが強いですものね。
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↓ハンプトンコートパレスのキッチンガーデン
塀に囲まれたキッチンガーデンのレイアウトがよくわかります。
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↓Walmer城のキッチンガーデン
館との位置関係やエスパリエの様子もよくわかります。
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