ベルリンのPotagerFarm(https://potager.farm)に高さ9mの最先端の室内菜園タワーができるそうですが、最初の栽培はパセリ、チャイブ、バジル、ルッコラ、カラシ菜(アブラナ属)などが計画されているそう。この5種は16世紀のThe Gardeners Labyrinth(14章)にも登場しているので、ヨーロッパでは今も昔もずっと連綿と続く代表的なハーブとヤサイなんでしょうね。(ちなみに、16世紀の日本は戦国時代。16-17世紀の日本のハーブとヤサイは清良記(親民鑑月集)に月別に整理されています。)
15章はさらにたくさんのハーブとヤサイが紹介されています。
コルテスがアメリカからトマトのタネをスペインに持ち帰ったのが1517年とされますが、ヨーロッパで食用として広まるまで200ー300年かかっているので、「The Gardeners Labyrinth」の菜園では、当然、ノー・トマト、そして、ノー・ポテトです。
第15章 ほとんどの葉菜類と根菜類のための手際の良い栽培ベッドの作成、分割、準備方法について。
庭主や庭師は、タネを蒔く前に、植物と根に最良な幅と長さの栽培ベッドとなるように踏み込んでベッドを形成します。新らたに根菜のタネを蒔くベッドは幅広く長めにします。その隣に非結球キャベツと結球キャベツに十分な幅のベッドをつけることができます。
この隣は、アブラナと Tureu(?)の根に適した幅のベッドにすることができます。
そして、庭の区画割りが見えるように、これらの側面に幅3フィート(90cm)の通路を踏み作ります。
その隣に、庭師が望むなら、例えば、ハマアカザ、ホウレンソウ、ロケット、パセリ、ソレル、ビーツ、アスパラガス、チャービル、ボリジ、フェンネル、ディル、ミント、ホワイトポピー 、などさまざまな種類のハーブのためのベッドをいくつかまとめて作ることができます。
次にこれらにくっつけて、庭主や庭師は、幅 3フィート(90cm)の通路をもうひとつ配して、その横にネギとチャイブのフレームベッドを作り、その隣にタマネギとニラのベッドを作ります。 ワケギ と ニンニク は作った 2つのベッドに配置します。
それから、これらのそばに 平に均した3フィート半(1m)幅の通路を作ります。庭師は、この通路を境界としてたくさんのベッドを隣接させれば、この通路は生垣や冬用のハーブ鉢と同様に庭に味わいをもたせることができます。
この後、セージのベッド、ヒソップのベッド、タイムのベッド、マジョラムのベッド、ラベンダーのベッド、ローズマリーとサザンウッドのベッド、サボリーとヒソップのベッド、コスマリー(Costmary)とバジル、バームとクリーピングタイムのベッドを水平に並べて作れば有益でしょう。
腰掛けベンチ用のカモミールのベッドやヒソップとタイム、あるいは (空間があれば)ウィンターサボリだけのおいしい迷路園を庭に作ることができます。
さらに庭園に、種々の薬草や鑑賞用の花のタネを蒔いたり植えれば、大変有用で有益でしょう。これらは、その美しい光景に加えて、私たちの体に役立つ物となり、男性同様、女性の様々な悲しみも癒してくれます。そのため、これらの隣の薬草用のベッドに以下のタネを蒔く必要があります。
blessed Thistle:キバナアザミ、オニアザミ、
Romaine Wormwood:ローマンニガヨモギ、
Sperage:アスパラガス(の古い名)、
Herb Mercury:トウダイグサ(ハーブ・マーキュリー )、マーキュリアリス・アヌア (Mercurialis annua) 、
Gentiane:リンドウ、
Dittany:ハッカ、Origanum dictamnus(クレタ島の小型の芳香性低木)、
Herbe Fluelline、?
hart's-tongue:ユーラシアシダ、
Buglosse:バグロース、ビューグロス(ヨーロッパ産ムラサキ科;剛毛をもち小さい青い花をつける)、
Selfheal:ウツボグサ/カコソウ、
Liverwort:コケ植物、
Lungwort:ヒメムラサキ属の植物/ハマベンケイソウ属の植物、
Stcados:スパニッシュラベンダー
Ualerian:Valerian herb カノコソウ/セイヨウカノコソウ、
Spikenard:カンショウ(甘松)、
Lion’s foot:ピンクがかった花の垂れ下がった房と形がライオンの足に似た密生した根出葉を持つ多年生草本、
Mugwort:よもぎ、
Herb Paris:トリリウムに似た黄緑色のヨーロッパの植物、
Angelica:シシウド/アンゼリカ、
Byttonie:?
など。浅学な私は知らない植物ばかりで間違いだらけかも😓
その内のいくつかは特に第2部で述べるようにいたしましょう。それらはさまざまな方法で薬用効果が得られます。
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