2023年8月27日日曜日

[近況] ”自然に還る”のキッチンガーデン:ワンパノアグのスリーシスターズガーデン

"耕さない、掘らない、埋めない、畝立てしない" をモットーに、そもそも鍬も持っていないので、畝立てもむずかしい。そこで、畝の代わりにワンパノアグのスリーシスターズガーデンに見られるようなマウンドを作りました。マウンドは直径30 cmか45 cmで高さ10 cm程度のかわいい小山です。

北米インディアン・ワンパノアグのスリーシスターズガーデンではたくさんのマウンドがまるで月のクレーターみたいな景観だったそうです。17世紀初頭のポカホンタスの世界はこうだったのかな?


我が家にはとりあえず2つ作りました。春には、直径45 cmのマウンドにトウモロコシ4本と豆4本、直径30 cmのマウンドにカボチャ4本を植えて、トウモロコシ・マメ・カボチャのスリーシスターズをそろえたいです。

【作りたてのマウンド】土が落ち着いて、いい感じに雑草がカバーしてくれますように。


【マウンド作り途中】移植ゴテで作れます。


苗床には、駆け込み収穫をねらって、サヤインゲンのタネをまきました。ホウレンソウのタネもついでにまきました。なにせ相当古いタネ(5年以上前)なので、発芽すればラッキー、といったところです。YouTubeで瀬戸内まいふぁーむの高内先生が、1日タネを水に浸けて翌日冷蔵庫に入れることで酵素の活性を促してからまく方法を解説されていました。ダメ元でこの方法でタネをまいています。







0 件のコメント:

コメントを投稿

19世紀末の園芸施設:10. 栽培温室---両屋根(スパン)ハウス

現代でも最も一般的な 温室屋根形状である両屋根タイプのハウス(スパンハウス)の記事です。現代の商業温室ではこれ を大きく、かつ多連棟化して大面積にしています。それ に比べると、19世紀の両屋根ハウスは面積も高さもかなり小さめで、今で言うところのホビー用温室、家庭菜園用温室といった...