レディのためのガーデニング入門 (by Mrs. Loudon 1840年)より
キッチンガーデンの多年生作物として、
がとりあげられています。
今回は、アーティチョーク。
2021年5月22日の「19世紀のキッチンガーデン」でリンクをはった ハンプトンコートのキッチンガーデン のYoutubeにも一瞬アーティチョークの蕾が写ります。ハンプトンコートはヘンリー8世がトマス・ウルジーから取り上げた館だから、時代的にイタリアからもたらされて間もないアーティチョークもさっそく植えられていたと想像しちゃいます。
トマス ウルジーも出てくる小説「ウルフホール」を読みましたが、王妃キャサリンと離婚したい暴君のヘンリー8世やら野心的なアン ブーリンやら、最後は尽力したクロムウェルも処刑されるやら、むごい話でしたわ。
それとは逆の、清涼な印象のアーティチョークのみごとな花の美しさは、
MARPLE & POIROTさんのブログ Petit English Garden 2021年6月22日の記事で、堪能させていただきました。ありがとうございます。うっとりです。------------------------------------------------
アーティチョーク:
もうひとつの多年生作物はアーティチョークです。ただし小さな庭での栽培には向いていません。
アーティチョークはイタリア原産で、ヘンリー八世の統治時代にもたらされました。
株分けによって殖やします。
軽く肥沃でかなり湿った土壌が必要です。堆肥は毎秋に畝間に施します。
株は冬の寒さ厳しい時はワラで覆ってやります。
アーティチョークの株は6,7年以上経つと良いヘッド(蕾、可食部)を作らなくなります。しかし、若い株は移植後2年目にはさっそくヘッドを作るようになります。
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