ホースラディッシュ in 19世紀

レディのためのガーデニング入門　（by Mrs. Loudon 1840年）より

キッチンガーデンの多年生作物として、

• アスパラガス
• シーケール
• アーティチョーク
• イチゴ
• タルトルバーブ
• ホースラデッシュ

がとりあげられています。 

今回は、最後のホースラディッシュ。 

思慮深いミセス・ラウドンが入門者向けに選んだ多年生野菜はこの６種でしたが、

現代日本の６種を私が勝手に選定😁

ニラ

ミョウガ

アスパラガス

イチゴ

フキ

わさび大根（ホースラディッシュ）

でどうでしょう？

ミョウガやホースラデッシュはチューブでも売っていて便利ですが、

やはり採れたては香りが違いますよね。

------------------------------------------------

ホースラディッシュ：

ホースラディッシュは肥沃な沖積土壌で最も良く育ちます。

根のクラウンの部分を各々約 5 cm の長さに切ったもので殖やします。地面には少なくとも 60 cm の深さの溝を用意して、その切ったものか挿し木を溝の間に筋状に約 38 cm の深さにクラウン部を上にして植えます。根付けば、2年目にクラウン部分を切り取って再び植えることができます。

挿し木は3月に植えると、6月か7月まで葉はほとんど出てこないので（英国ではネ）、例えば、レタスやホウレンソウのようなちょっとした作物のタネを地表面のホースラディッシュの挿し木が植えられている所の間に蒔くのが慣例になっています。これらの作物は本来の作物（ホースラディッシュ）の葉が出る頃には収穫して、きれいに取り去っておきます。

ホースラディッシュの茎ができて収穫したら、利用する時まで地下室か離れの屋内の砂の中に保存しておくことができます。